PHONO CR Type EQUALIZER

RS-30EQ

CR型でNon-NFB・徹底したノイズ対策で理想系を実現した真空管式フォノイコライザー
デジタル全盛の 時代となりました今日でも、アナログ・ディスクの再生によるオーディオを楽しまれる方が多くおられます。限られた財産ともいえるLP・ EPの魅力を最大限に引き出すためには良いカートリッジと良いフォノイコライザーが必要なのはオーディオファン周知の事実です。
レーベンRS-30EQはCR型のイコライザー回路を採用したフォノプリアンプです。過去のCR型イコライザーアンプの回路はNFB(負 帰還回路)を設けています。NFBを取り入れることによりデータ上では低ノイズ・特性の向上が見込めますが、実際の音質でのデメリットが 発生するケースもありました。RS-30EQは全くNFBをかけない回路を実現、多少の特性の向上を犠牲にしても、ナチュラルでおおらか な真空管サウンドを活かす選択をしました。
真空管は12AT7を採用。大変特性の優れたアメリカのゼネラルエレクトリック社の軍用NOS管を特別に調達して使用しました。これによ りNFBに頼らずともノイズ感の少ないイコライジング回路構築が可能となりました。さらに電源ON後、30秒後に電源が入るミューティン グ回路を採用しておりますので真空管やその他の部品の品質劣化を防止します。
また、アンプの生命である電源部はこのアンプの為に専用の電源トランスを採用しました。アンプ内部は電源部と信号回路が完全セパレートさ れ、相互干渉を避けました。また回路のシャーシは振動吸収樹脂によるフローティング構造がとられ、振動対策・ノイズ対策は万全です。
(当機はMMカートリッジ対応機です。MCカートリッジと組み合わせるには、MC用の昇圧トランスかヘッドアンプを併用してください)


内部の振動吸収樹脂で浮かされたフローティング・シャーシの裏


フローティング・シャーシの表側には電源回路が組まれている

RS- 30EQ CR型フォノイコライザーアンプ

使用真空管        12AT7×2  6X5GT×1
ゲイン             23.5dB 
RIAA偏差          ±0.2%以下
入力インピーダンス    47kΩ
最大入力          400mV
出力電圧          175mV
消費電力           17w
寸法              340*140*240mm
重量              6.0kg

税込標準価格       \210,000(当時)